時代遅れの教育への危機感②分断への視点
全ての内容に賛同する訳ではないが、今の学校教育が機能不全に陥っていることは確実。また、それに気づいていない教員がほとんど。むしろ教員の資質低下により、黙働など〇〇スタンダードが横行して、画一化が進んでいる。 https://t.co/aBKp25Xg3J
— もょもと (@bigface1979) 2019年2月10日
すべての内容に賛同するわけではない、とあります。その理由はこの手の「未来の教育をどうする」議論には、「分断」を感じるからです。このような議論を主導するのは、「高学歴」「首都圏在住」の人。確かにこのような属性の人が世の中を動かすのですが、そうではない属性の人たちは見えているのか?そこが疑問です。
吉川先生の分析通り、今の日本は階層化が進んでいます。そして「教育改革」なるものは「高学歴」「首都圏在住」の人たちによって、進められています。新学習指導要領はかなりハードルの高い学習を求めています。果たして、義務教育としてそのハードルでよいのか?これくらいどんな子でもできるでしょと思っていないか?義務教育の役割が今あいまいなまま、英語やれ、プログラミングやれ、となっていることに大いに危機感があります。学びから逃避しての不登校が心配されます。そしてさらに社会の分断が広がるのではないでしょうか?