BIGFACEs Opinion

教育に関するツイート、教員の働き方改革のついての意見を書いていきます。

人権侵害を放置され、人権を無視される教員

教員は教育のプロです。

教員は教育のプロとして、言葉で生徒を指導なくてはなりません。

生徒の心に響かせ、変容させるために、その生徒の性格や思考の癖を読み、言葉を発します。同じ内容を言うにしても、生徒によって言い方を変えます。

何よりも生徒と教師の信頼関係を構築しなくては、どんないいことを言っても言葉は効果をもちません。

よって体罰は絶対にしてはいけないと思いますし、怒鳴るのもよくないと思います。

しかし、そんなきれいごとを言っていられない状況が全国各地で起きています。

今年初頭の町田総合の教師挑発動画事件は、世間に衝撃を与えました。はじめは暴力教師の告発のトーンだった報道も、生徒の挑発やその動画があることに対しての計画性など、最後には生徒を批判する論調に変わりました。

この事件で明るみになったのは「教師を守る仕組みがない」ことです。

町田総合のようなケースや、対教師暴力があった時、教師は守られません。

対教師暴力でけがを負っても、管理職が労働災害申請を妨害することすら起きています。このようなケースは管理職が握りつぶしてしまうケースが多いです。

このように教師の人権や心身の健康を守る仕組みが機能していません。

いくら「やりがい」があろうとも、人権がないがしろにされる環境では、持続不可能です。