人権侵害を放置され、人権を無視される教員
挑発する生徒…教員にできるのは「我慢」だけか(読売新聞オンライン)
— もょもと (@bigface1979) 2019年3月10日
挑発する生徒のためにも、生徒への毅然とした対応が必要。先生を守る仕組みがないので、若者は先生を敬遠する。町田総合の事件は確実に教員志望を減らしたと思います。 https://t.co/l9O08WtifM
教員は教育のプロです。
教員は教育のプロとして、言葉で生徒を指導なくてはなりません。
生徒の心に響かせ、変容させるために、その生徒の性格や思考の癖を読み、言葉を発します。同じ内容を言うにしても、生徒によって言い方を変えます。
何よりも生徒と教師の信頼関係を構築しなくては、どんないいことを言っても言葉は効果をもちません。
よって体罰は絶対にしてはいけないと思いますし、怒鳴るのもよくないと思います。
しかし、そんなきれいごとを言っていられない状況が全国各地で起きています。
今年初頭の町田総合の教師挑発動画事件は、世間に衝撃を与えました。はじめは暴力教師の告発のトーンだった報道も、生徒の挑発やその動画があることに対しての計画性など、最後には生徒を批判する論調に変わりました。
この事件で明るみになったのは「教師を守る仕組みがない」ことです。
町田総合のようなケースや、対教師暴力があった時、教師は守られません。
対教師暴力でけがを負っても、管理職が労働災害申請を妨害することすら起きています。このようなケースは管理職が握りつぶしてしまうケースが多いです。
私の妻はそのような環境で毎日泣き泣き帰ってきてました😢。遂に耐えられず定年前に退職。管理職は担任の指導力不足としか言わず、親は担任の授業が下手と見下し、生徒は何度注意しても言うことを聞かず。生徒が可愛く見えなくなったらやり甲斐もなくなりますよ。
— 教師SOS 「教師を支える教師」巽京太郎 (@dreamsta6) 2019年3月11日
このように教師の人権や心身の健康を守る仕組みが機能していません。
いくら「やりがい」があろうとも、人権がないがしろにされる環境では、持続不可能です。