教員の魅力アピールは効果がある
私の県でも四月時点で既に昨年度よりも多い欠員。この番組が放送されたときより、さらに人手不足が進んでる。この頃はまだのんきに教師のやりがいをアピールなんて言ってましたけど、数年経った今、そんなこと言ってられない惨状になってます。文科省文科省甘く考えてましたね https://t.co/Ctbztn7LZx
— もょもと (@bigface1979) 2019年7月4日
ちょうど2年前の7月4日。「教員不足」のニュースが放送されました。
文科省の担当者は次のように述べていました。
「待遇改善は間違いなく、働き方改革のひとつの論点に出てくるが、教員という仕事の重みとか、やりがいが、ひとつの選択肢として確実に出てくるような魅力の発信とか、そういったことについて、取り組みを進めていきたい。」
さて、2年たってどうでしょうか?
市内小学校では、講師の先生が来ないため、2クラスを合体させ、60人で授業をしています。
— 船橋市教職員組合 (船教組) (@Funa_Kyoso) 2019年7月3日
緊急事態です!
もう末期的状況です。
でも私は「教員の魅力アピール」は効果を上げていると思います。
これだけ教員の働き方がブラックで、しかも今年出された中教審改革案が現実離れした全くダメな案だとわかっていても、あえて教員を選ぶ人がまだまだいるからです。
1倍を切ってもおかしくないのですが、確実に「教員という仕事のやりがい」を選択肢にいれて受験する若者はまだまだいます。
でももうそろそろ限界です。
令和元年度実施
— サボさん (@cDg9Dvm3QmBEivO) 2019年7月2日
教員採用試験・小学校
九州地方の倍率
カッコ内は昨年度倍率
福岡県 1.4 (1.3) +0.1
佐賀県 1.4 (1.8) -0.4
大分県 1.7 (2.2) -0.5
長崎県 1.5 (1.8) -0.3
熊本県 ? (2.3)
宮崎県 1.6 (1.9) -0.3
鹿児島 2.7 (4.5) -1.8
沖縄県 ?
ほぼ一倍台。
年金問題も大事ですが、教育問題は参議院選挙の争点にしてほしい問題ですね。