BIGFACEs Opinion

教育に関するツイート、教員の働き方改革のついての意見を書いていきます。

目の前の先生は専門外を教える素人の先生かもしれない

4月から新年度が始まりますが、教員不足は解決できないままです。

そこで、中学校では足りない教科の先生をどうやって確保するのか?

その裏技が「免許外教科担任」です。

免許外教科担任の許可等に関する指針:文部科学省

どうしても教員が確保できないときに、臨時的に1年間免許外の教科を担当してもらう制度です。

しかし、上記の文科省の資料にもあるように、安易に使ってはいけない制度です。しかし各教育委員会が人件費を節約するために、正規教員採用を渋っている状況が続いているので、教員不足を補うために常用されているのが現状です。

トウマコさんのツイートにあるケースは音楽の教員に国語を担当させています。

国語は高校受験の教科、普通は確保されているのが当たり前だと思います。

なぜ鹿児島県は国語の教員が足りなかったのでしょう?

責められるべきはこの亡くなった先生ではなく、きちんと人員を確保できなかった教育委員会でしょう。

さて、4月からは教員不足でスタートします。多くの免許外の先生が教えることになるでしょう。

保護者の皆さん、自分の子どもが免許外の先生、つまり素人の先生に教わっている状態をどう思いますか?

私も経験がありますが、教えることに自信がないため、あまり力を高められなく申し訳ない気持ちになりました。

自分の専門外の教科を教える教師もつらいですが、もっとも不利な立場にいるのは、教わる先生を選べない子供たちです。

よく「先生を増やせ」と言えば、「国や県、市町村にはお金がない」という言い訳が返ってきます。

でもお金がないという言い訳で、未来ある子供の教育をケチっていいのでしょうか?