目の前の先生は専門外を教える素人の先生かもしれない
2014年3月13日読売新聞
— 東和誠@1/2成人式やめた人 (@makoto_touwa) 2019年3月18日
『鹿児島の教諭自殺 学校側に賠償命令 パワハラ訴訟』 pic.twitter.com/oHeWqZsdvl
専門外の教科をやらせておいて指導力不足とか、どんだけ鬼畜なんだよ。 https://t.co/hvxXwAedbv
— 東和誠@1/2成人式やめた人 (@makoto_touwa) 2019年3月18日
4月から新年度が始まりますが、教員不足は解決できないままです。
そこで、中学校では足りない教科の先生をどうやって確保するのか?
その裏技が「免許外教科担任」です。
どうしても教員が確保できないときに、臨時的に1年間免許外の教科を担当してもらう制度です。
しかし、上記の文科省の資料にもあるように、安易に使ってはいけない制度です。しかし各教育委員会が人件費を節約するために、正規教員採用を渋っている状況が続いているので、教員不足を補うために常用されているのが現状です。
トウマコさんのツイートにあるケースは音楽の教員に国語を担当させています。
国語は高校受験の教科、普通は確保されているのが当たり前だと思います。
なぜ鹿児島県は国語の教員が足りなかったのでしょう?
責められるべきはこの亡くなった先生ではなく、きちんと人員を確保できなかった教育委員会でしょう。
さて、4月からは教員不足でスタートします。多くの免許外の先生が教えることになるでしょう。
保護者の皆さん、自分の子どもが免許外の先生、つまり素人の先生に教わっている状態をどう思いますか?
私も経験がありますが、教えることに自信がないため、あまり力を高められなく申し訳ない気持ちになりました。
自分の専門外の教科を教える教師もつらいですが、もっとも不利な立場にいるのは、教わる先生を選べない子供たちです。
よく「先生を増やせ」と言えば、「国や県、市町村にはお金がない」という言い訳が返ってきます。
でもお金がないという言い訳で、未来ある子供の教育をケチっていいのでしょうか?