がんばろうにもがんばれない人も先生になっている
上野千鶴子さん「社会には、あからさまな性差別が横行している。東大もその一つ」(東大入学式の祝辞全文)(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース https://t.co/HCsjtE4oob
— もょもと (@bigface1979) 2019年4月12日
世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
— もょもと (@bigface1979) 2019年4月12日
心身の限界で教職を去った方に「もう少し踏ん張れ」とは言えんわ。
— ノラicoma (@Noricom5) 2019年4月11日
道徳の教科化も、人員増やさず業務増えたしな。文科省は簡単な算数もできんのやなと、私は思う。 https://t.co/UbvhGUOflw
上野千鶴子さんの東大入学式の祝辞が賛辞を伴い拡散しています。
教師は頑張らない子を「怠惰」とレッテルを張りたがります。
そこに「もしかしたら何か原因があるかも?」という視点をもてると、全く違うことが見えるようになります。
頑張りたくても頑張れないこども。そもそも頑張るということを知る環境にない子供。
頑張りたくても親の思い込みで結果に自信が持てない子供。大人の期待に応えることが目的となり頑張りすぎて自分を持てない子供・・・
教育者にはその子供の背景を想像する力が必要です。
教え子が一流大学に入った。学力調査で平均点が上がった。とても良い成果です。
でも裏では多くの犠牲を払っているかもしれません。
自殺教員の過労に校長「自主的」 福井地裁訴訟、時間外勤務169時間 | 社会,学校・教育 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE
事象だけを見て、結論を出すことが正しいと思っている人がいかに多いことか。
上野さんのスピーチで、改めて物事の背景を考える大切さを再確認しました。
だからどっかのお偉いセンセイのように、過重労働で苦しんでいる若手先生に簡単に「もう少し踏ん張ってほしい」なんて、無責任すぎて言えないですね。
先生も人間。一人一人抱えている悩みは違うし、それに対する耐性も人それぞれですから。