校長に働き方改革はできるのか?
[https://twitter.com/bigface1979/status/1134949851781783552:embed#だれか日本語が得意な人、教えて下さい。部活は「必ずしも教師が担う必要のない業務」とされたんですけど、校務分掌だそうです。校務分掌って教員の担うべき業務ですよね?意味がわかりませーん。
私の疑問に、多くの人から返答をいただきました。ありがとうございます。
教務部、国語部とかのこと?
— 💫⚪️うつつの世は夢🔴夜の夢こそまこと (@_Within_A_Dream) 2019年6月2日
マジレスするとhttps://t.co/YR5xF5Kfkp
「教師は,学級担任や教科担任,部活動の顧問のほか,校務に関する分掌を担っている。」の言葉と矛盾しますね。
しかし同じく文科の『学校に置かれる担当者』の1p.2p.には『部活動担当』の明記ありhttps://t.co/l14OGc1iR5
例えば勤務校だと、給食関係、会計など、校務分掌=教員以外にはできない業務、ってわけでもないものもあることを思うと、部活も、って解釈は分からなくもない。
— ノラicoma (@Noricom5) 2019年6月1日
しかし、勤務時間外や休日までやるべき、ではないですね。
@lLGommaxn2onWZO 勤務時間内は分掌に示されたお仕事、勤務時間外はお仕事じゃない。
— たるぼとる (@tarubotoru) 2019年6月1日
ということだと思います。
私の解釈では、勤務時間内は校務分掌として部活動顧問を校長は命じる(職務命令)ことができます。
— ライオン先生🔴⚪️ (@jiro_tandf) 2019年6月1日
よって、部活動顧問は校務分掌であるとも言えると思います。
(法の誤認識であったら申し訳ない)
検索結果:文部科学省 https://t.co/ZQ9YrQInZY
— 💫⚪️うつつの世は夢🔴夜の夢こそまこと (@_Within_A_Dream) 2019年6月2日
確かに中教審の資料でも、「顧問は校務分掌」ですね。
これでは校長からの要請を断ることは難しくなります。
とはいえ、文部科学省のサイトを見ると、ここ10年以上『校務分掌の整理、見直し』を検討し続けた様子が見られる。https://t.co/BXkaMB3Ecb pic.twitter.com/HTjNsromWc
— 💫⚪️うつつの世は夢🔴夜の夢こそまこと (@_Within_A_Dream) 2019年6月2日
うつつの世の夢さんのまとめが、最も適切な認識かなと思いました。
まとめると
— 💫⚪️うつつの世は夢🔴夜の夢こそまこと (@_Within_A_Dream) 2019年6月2日
①部活動を校務分掌の担当者として組織化することは文部科学省通知で認められている
②校務分掌を決定するのは学校長権限
③校務として部活動が組織図に存在する学校においては部活動は校務分掌
④文部科学省は各学校に校務分掌の整理統合を勧めている
ということではないでしょうか
要は校長がその権限において、校務分掌として部活動を設置する限り、強制顧問制度は改善できないことになります。
では校長に部活動を校務分掌から外すことが、果たしてできるでしょうか。
それは難しいと思います。
まず、校長は一つの学校に長くいることは稀。波風立たずに勤務したいのが本音。
さらに校長になるのは50代が多く、残りの教員人生を大過なく過ごしたい人が多い。
このような事なかれ主義の人が多い管理職に、リスクはとれますか?
教員の働き方改革のためと、バサッと部活を廃止する勇気があるでしょうか?
部活大好き教員や、保護者からの信頼を得ることができなくなる恐れがあります。
つまり校長には大きな権限が認められているが、その権限を働き方改革に使うことは自分に大きなデメリットがあるから使えないのです。
文科省はそれを知っていて、校務分掌は校長責任としています。
本気で文科省が働き方改革したいなら、「部活動顧問は校務分掌ではない」と通知を出すべきです。校長は喜んで従うでしょう。
文科省の返答によると、部活は校務分掌だから、校長の顧問就任命令には従わなくてはならないことということでいいですね。なるほど。働き方改革なんて、口だけだということですな。今年教員採用試験受けるみなさん、そういう事だそうです。 https://t.co/4xnIT4ImwW
— もょもと (@bigface1979) 2019年6月2日