残業隠しするまで追いつめられた管理職
今日他校の先生から怒りのメール。時間外勤務の縮減のために、タイムカードは土日の部活の時には押さないで下さいとのこと。それはおかしいと抗議したら、特殊勤務手当があるから、土日の部活は時間外勤務ではないと言われて押し切られたと憤慨!これダメですよね?
— もょもと (@bigface1979) 2019年6月26日
やはり残業隠しが行われていました。
土日の部活動の活動時間を、タイムカードに記入させない指示が出たということを聞きました。
このツイートをしたところ、あっという間に多くの反応をいただきました。
残業代がない現状で導入されているタイムカードの目的は勤務時間の把握だと考えられます。部活であろうが模試監督であろうが、教員が業務の一環として断りにくいものは一旦勤務時間としてカウントすべきです。
— TNT (@TNTO8698) 2019年6月26日
おそらく管理職も、「上」から厳しく長時間労働をさせないようにと言われているのでしょう。
「聖職のゆくえ」には、取材を受けた校長が業務削減に頭を悩ませている場面があります。職員会議で1月に出された中教審働き方改革案、特に学校の業務を分類し業務削減を迫る文科省を痛烈に批判しています。
「分類しただけで、後は知らんという感じ。率直に言って学校現場とかけ離れている、乖離している。」
管理職もホントはそんな残業時間偽装はしたくない。でも、文科省が現場丸投げ何も解決しようとしない中、苦し紛れにそんな指示を出したのでしょう。
やったことは擁護できませんが、その苦しい胸の内は理解できます。
働き方改革案が現場丸投げの無責任な代物だから、現場は管理職も含め不信感しかありません。
不信感がもたれる改革案で、本当にうまくいくと思っていますか?文科省さん。