BIGFACEs Opinion

教育に関するツイート、教員の働き方改革のついての意見を書いていきます。

学芸大の役目

教員養成大学の中心大学のひとつ、東京学芸大学

若者の教員離れの対策として、クラウドファンディングで資金を集めたそうです。

その資金を使い、附属校のベテラン先生と若手先生の授業を動画で見せたり、教職の魅力をアピールするシンポジウムを開いたり、学芸大に進学実績のある高校と連携して、教員志望の高校生を支援するそうです。

この記事が出てからは、ネットではプチ炎上。

www.edulabs.info

学芸大の先生で、「学校の働き方を考える教育学者の会」へ参加している先生はほんのわずかです。学芸大学の教員の働き方改革への感度の低さ!

正直なところ、びっくりしたのと同時に情けなくなります。

目の前の学生の将来が、ブラック労働だと予想がつくのに、何の提言もしない。

ましてや、動画で教職の魅力アピールなんて、愚の骨頂。あり得ません。

教育系大学の中心大学である東京学芸大学だからこそ、教員の労働環境改善に提言すべきです。その役目があると思います。

文科省に言ってください。「このままの過酷な労働を放置すると学芸大の講義で、教員の実態や給特法、教員の過労死とその後の裁判の話をしまくるぞ。」と。