学芸大の役目
学芸大「教職離れ」対策 クラウドで資金、教師PR: 日本経済新聞 学芸大ですら動画制作でアピールレベルのしょぼい対策。動画作るのに数百万もかからないでしょ。 https://t.co/yvmpXibWYY
— もょもと (@bigface1979) 2019年7月8日
教員養成大学の中心大学のひとつ、東京学芸大学。
若者の教員離れの対策として、クラウドファンディングで資金を集めたそうです。
その資金を使い、附属校のベテラン先生と若手先生の授業を動画で見せたり、教職の魅力をアピールするシンポジウムを開いたり、学芸大に進学実績のある高校と連携して、教員志望の高校生を支援するそうです。
この記事が出てからは、ネットではプチ炎上。
必要なのは
— 寅さん (@RHTDz6V44OfJ9uC) 2019年7月8日
教師の魅力アピール動画ではなくて
教員定数の改善と給特法廃止を文科省に訴える動画
教育学部を持つ大学は、卒業生の幸せの為にできることを
今すぐにして欲しい!
今の教育学部は、入学生の人生に責任を持てると言えますか?
それとも
そんなことよりも大切なことがあるんですか? https://t.co/BQ7QiZ0geW
六年前ですけれど、学大出の新人から大学時代のゼミの先輩が保護者会の前日自殺未遂だったと聞きました。小学校です、今までこうした声を隠蔽し続けて非現実的な夢を語り続けた教育学者の罪は重いでしょう。大東亜戦争の狂信的右翼に教育学者はそっくりです。
— hatyaihappy (@fukuyamakiyoshi) 2019年7月8日
“リスクを「教職の魅力」の強調によって誤魔化すのではなく、リスク自体にしっかりと目を向けて減らしていかなければならない” https://t.co/CLTZAZtNRb
— 茨城部活動問題対策委員会 (@bmti_ibrk) 2019年7月8日
6/8に内田先生が学芸大で行なった講演を聞かせてあげたいです。 https://t.co/1RimZJNenm
先日学芸大で行われたTeacher Aid主催の働き方改革に関するシンポジウムでも、「学芸大が会場なのに学芸大の先生はいないんですね(笑)」と皮肉を仰った学者の方もいました。
— 鉞担いだ金太郎 (@chebiotto) 2019年7月8日
やはり学芸大の教授陣には教員の働き方について言及される方はいないみたいですね。
学芸大の先生で、「学校の働き方を考える教育学者の会」へ参加している先生はほんのわずかです。学芸大学の教員の働き方改革への感度の低さ!
正直なところ、びっくりしたのと同時に情けなくなります。
目の前の学生の将来が、ブラック労働だと予想がつくのに、何の提言もしない。
ましてや、動画で教職の魅力アピールなんて、愚の骨頂。あり得ません。
教育系大学の中心大学である東京学芸大学だからこそ、教員の労働環境改善に提言すべきです。その役目があると思います。
文科省に言ってください。「このままの過酷な労働を放置すると学芸大の講義で、教員の実態や給特法、教員の過労死とその後の裁判の話をしまくるぞ。」と。