BIGFACEs Opinion

教育に関するツイート、教員の働き方改革のついての意見を書いていきます。

指導力がある体罰教員?

この教員が再任用された経緯はこちらに記事が詳しいです。

臼杵教諭、昨春も体罰 「指導力に期待」再任用(大分合同新聞) - goo ニュース

この体罰教師が再任用された理由がこちら。

臼杵市教委は中学校での生徒指導力を向上させるため、県教委に適任者のあっせんを依頼していた。大分市での体罰は人事異動が内示された今年3月までに県教委から説明を受けたものの、指導力を期待して配置したという。

大分教委は暴力で生徒を押さえつけることを「生徒指導」と考えているのでしょうか?

以前に暴力事件を起こし、刑事処分まで受けているのに再任用、普通はあり得ません。

暴力で生徒を押さえつける先生を「指導力がある」としている大分教委。

はっきり言って感覚がおかしいです。

生徒指導は3つの機能があるというのは、管理職試験を受けているものなら常識です。

自己決定の場を与える 自己存在感を与える 共感的人間関係を育む

根底は生徒を個人として尊重することです。この3つをいかに教育活動に落とし込むか。これが教育のプロとしての仕事です。

教育委員会にいる人たちの多くは管理職試験をパスしていて、このことは知っているはずですが・・・

そもそもこの記事は「指導力のなさ」を暴露していますね。

教諭は6月14日午後4時50分ごろ、教室で紙鉄砲を鳴らして遊んでいた生徒を後ろ向きに押し倒し、生徒の首付近を片手で押さえ付けた。隣の教室で放課後学習があり、他の生徒に迷惑が掛かると思い、複数回注意した後の体罰だという。

複数回注意したのに生徒は聞かなかった?

完全になめられてますよ、この先生。

そりゃそうでしょ。体罰を指導と思っている教員を尊敬できるわけありません。

そんな教員の言うことなんて聞くわけない。私が子供でも軽蔑します。いい大人が暴力でしかいうことを聞かせられないなんで、ダサいですから。

こんな先生を「指導力がある」?ないでよね、全然。子供が言うことを聞いてないんだから。

こんな先生を「指導力がある」と再任用した大分教委の判断は疑問です。