「民間研修」よりも「法律研修」が必要
“教諭間いじめ”の神戸市「人材育成の姿勢学んで」…教員に民間企業での研修を導入へ(MBSニュース) じゃ教育委員会もちゃんと労基法がある民間で学んでこい。違法残業させて労基署が指導に入り、書類送検される研修もセットで。あんたら常に労基法違反してるじゃないか? https://t.co/6SyPLu7bGO
— もょもと (@bigface1979) 2020年1月14日
昨年教育界を震撼させた教員いじめ事件。
その神戸市が再発防止策として、民間企業での研修を選択制で導入することになりました。
案の定、「それじゃないでしょ」「いじめ事件を起こしたのはベテランで、新採用は関係ない」と大炎上しています。
それにしても、「学校がおかしい→民間の手法を学ぶべき」とは短絡的に過ぎませんか。民間でもパワハラ、いじめは大問題になっています。
神戸が取り入れるべきは「パワハラ禁止法」などの法律を順守させることです。
そもそも学校という場所は、法律がないがしろにされます。
いじめは暴行、脅迫罪。パワハラは侮辱罪など、法律を徹底して適応すればよい。
しかし、教育に法律はなじまないという悪しき伝統があり、法をないがしろにする体質があります。
研修をするなら労働法規や人権に関する法律に関する研修のほうが断然効果的でしょう。法規に関する研修なんて、まったくありませんから。
そもそも教育委員会の幹部こそ、民間研修を受けてほしい。
違法残業させていて、うつ病や過労による退職に教員を追い込み、それを放置しているのはだれ?
民間のように、労基署に徹底的に調べられ、不払いの残業代や違法労働の罪で書類送検さえるところまで体験してほしい。そして民間の感覚を自治体の学校経営に生かしてほしいですね。